こんばんは、ハッピです!
「夕凪の街 桜の国」の2018年のドラマと2007年の映画のキャストについて書いていきたいと思います!
夕凪の街 桜の国
「夕凪の街 桜の国」は、こうの史代さんの漫画です。
2003年~2004年に漫画雑誌に掲載され、2004年に描き下ろしを加えて全1巻(全98頁)で刊行されました。
2007年に映画化、2018年にNHKでドラマ化されました。
作品は「夕凪の街」「桜の国 一」「桜の国 ニ」に分かれています。
夕凪の街:原爆投下から10年後の広島市の基町にあった原爆スラム(「夕凪の街」)が舞台。
被爆して生き延びた女性・平野皆実の10年後の、心の移ろう姿と、原爆症に苛まれるという当時の広島市民を突如襲った現実が描かれています。
桜の国 :主人公は被爆2世の女性・石川七波。
第一部は、1987年(原爆投下から40年後)の春、舞台は東京都中野区および当時の田無市。
第二部は、2004年(原爆投下から60年後)の夏、舞台は西東京市および広島市など。
原爆スラムという言葉、初めて聞きました。
ドラマ概要
放送日:2018年8月6日(月)
放送時間:午後7時30分~8時43分
放送局:NHK総合テレビ
NHK広島放送局開局90年
キャスト
昭和
平野皆実 23歳
原爆スラムのあばら家で母親のフジミと二人暮らしをしている。
建設会社の事務所勤務。
伯母夫婦の養子となり、茨城県で暮らす弟・旭に会いに行くために貯金をしている。
学費を援助してくれた伯母への返金もあるため、慎ましく暮らしている。
父の天満は職場で被爆し翌日に死亡、姉の霞(かすみ)は原爆から2か月後に死亡、妹の翠(みどり)は8月6日に行方不明になったままである。
ドラマ(2018):川栄李奈さん
映画(2007):麻生久美子さん
平野フジミ
皆実と旭の母。
広島市内で被爆し、生死の境をさまよった。
ドラマ(2018):キムラ緑子さん
映画(2007): 藤村志保さん
打越アキラ
皆実の同僚
ドラマ(2018):工藤阿須加さん
映画(2007):吉沢悠さん
太田京花
平野家の近所に暮らす原爆で両親を亡くした少女。
ドラマ(2018):小芝風花さん
映画(2007):小池里奈さん
石川旭
皆実の弟。旧姓:平野。
1945年の初夏(原爆投下のおよそ1ヶ月前)に茨城県の石川家へ疎開したため、平野家では唯一被爆していない。
ドラマ(2018):浅利陽介さん
映画(2007):伊崎充則さん
平成
石川七波
原作では1976年生まれ。夕凪の街の主人公である皆実の姪にあたる。
父は石川旭。
ドラマ(2018):常盤貴子さん
映画(2007):田中麗奈さん
石川旭
皆実の弟。七波の父。
ドラマ(2018):橋爪功さん
映画(2007):堺正章さん
石川凪生
七波の弟
ドラマ(2018):柏原収史さん
映画(2007):金井勇太さん
石川風子
七波の弟・凪生の娘。
ドラマ(2018):平祐奈さん
大門雄二
七波の同僚。バツイチ子持ち。七波にプロポーズした。
ドラマ(2018):谷原章介さん
舞台・ロケ地
昭和「夕凪の街」の舞台は広島市の基町にあった原爆スラムです。
皆実が暮らしているのは原爆ドームから相生橋をはさんで北側にあった「相生通り」(現在の相生通りとは別。)という集落。
原爆やその後の復興計画で、家や土地を失った人々が多く住んでいました。
この集落は昭和52年に消滅し、現在は緑地になっています。
平成「桜の国」の舞台は東京都中野区および当時の田無市、西東京市および広島市などです。
中野区の「新井薬師前駅」、西東京市の「田無駅」が登場します。
実際の原爆スラムの写真です。
「川っぺりの町 9」
広島のM谷さんから1970年頃に旧市民球場のそばの川辺にバラック街があった事を教えていただきました。「原爆スラム」の事です。子どもの時に見た光景はそこかもしれませんね。今回の作品はその時の記憶や、他で見たいろんな風景がゴッチャになったイメージの産物です。終 pic.twitter.com/4PN13PAfIc— 山本 高樹@仕事受付中 (@kahu2017) 2017年8月22日
1973年に撮影された、広島の「原爆スラム」の写真.Larry Rosensweig氏が撮影したもの。ニューラルネットワークによる自動色付け.元写真はこちらから https://t.co/gAzg8X54wj pic.twitter.com/J8IgJdxoOH
— 渡邉英徳 (@hwtnv) 2017年8月11日
(犬が可愛い・・・。)
2018年のドラマでも、野外で原爆スラムが再現されています。
原作の原爆スラムの雰囲気が再現されててさすがNHK
ドラマが楽しみだね!#よいしょ pic.twitter.com/aVKjEwSN7a— がんもどき (@ganmo_doki_) 2018年4月20日
実際の場所での撮影が難しかったらしく、琵琶湖に注ぐ愛知川の河原にて撮影が行われたそうです。
2007年の映画では、原爆スラムのあった基町環境護岸にて撮影が行われたようです。
#原爆スラム があった #ポップラ通り に立ち寄る。
昨夜の #ETV特集 「“原爆スラム”と呼ばれた街で」でもこちらの映像が流れていました。#夕凪の街桜の国 の野外上映が開催されたこともあります。 pic.twitter.com/iyr2ayLRvj— 田中義晃 (@Nor8Gbcnuzo8csf) 2017年6月11日
現在は、「基町POP’La(ポップラ)通り」の愛称で親しまれているそうです。
大分県豊後高田市にある、昭和30年代~40年代の雰囲気を残す「昭和の町」や、大分県中津市で撮影があったようです。
「夕凪の街 桜の国」豊後高田市エキストラ応募要件 pic.twitter.com/okgsVAgwpO
— masaya@ 長 尺 版( 仮 )楽 し み (@masaya_hr) 2018年3月29日
地元では、70名くらいがエキストラとして参加されたそうです。
楽しそうですね(^^)
72年前の今日。1946年8月6日,広島原爆投下から1年後,広島市内に残る焼け野原を若いカップルが見つめる。ニューラルネットワークによる自動色付け。 pic.twitter.com/PEx8q9vmec
— 渡邉英徳 (@hwtnv) 2018年8月5日
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