こんにちは、ハッピです。
サンシャイン水族館のマンボウが亡くなりました。
マンボウ展示中止のお知らせ
館内1階「マンボウとの出会い」水槽にて展示しておりましたマンボウですが、残念ながら死亡したため、展示を中止させて頂いております。
予めご了承ください。— サンシャイン水族館 (@Sunshine_Aqua) 2018年10月30日
私は関西に住んでいるので、海遊館のシンボルだったジンベイザメが亡くなってしまったときは悲しく思ったものですが、サンシャイン水族館で一度でもこのマンボウを見たことがある方は、寂しく思われていると思います。
ツイッターを見ていると、海遊館といえばジンベイザメ、というような感じで、サンシャイン水族館といえばマンボウ、だったのかなぁと感じました。
自分が飼っていなくても、めちゃくちゃ可愛い容姿をしているわけでなくても、名前を知っている生き物が亡くなってしまうということは悲しいことですよね。
なぜ亡くなってしまったのか、とっても気になります。
少し調べると「マンボウはすぐ死ぬ」というのは、あるあるみたいです。(私は初めて知りましたが。)
ということで今回は、サンシャイン水族館のマンボウが亡くなってしまった原因や、マンボウの生態について調べていきたいと思います!
サンシャイン水族館のマンボウ
サンシャイン水族館は、1978年10月に開館、全館改装のため2010年9月1日より1年間休業し、2011年8月4日にリニューアルオープンしています。
Wikipediaの「(サンシャイン水族館で)飼育されている主な生き物」の項目に、「マンボウ」が記載されているので、マンボウはサンシャイン水族館の中でも有名な魚だと考えられます。
マンボウで1区画、コーナーもあるようです。
(http://www.sunshinecity.co.jp/aquarium/pdf/aquarium_guide.pdfより)
ただ、サンシャイン水族館のパンフレットを見てみると、1番人気はペンギンとカワウソのようでした。
そして、マンボウに名前は付いていなかったようです。
(海遊館には、1990年のオープン当時からジンベイザメがおり、現在で7代目くらいですが、代々「海(かい)くん」「遊(ゆう)ちゃん」という名前が付けられています。(たまに「天(てん)ちゃん」も。))
「サンシャイン水族館 マンボウ」で検索すると、上から4番目まで全て、水族館からのマンボウに関するお知らせです。
1番目
「新しいマンボウを公開しました。」
サンシャイン水族館では、昨年1月に搬入されて以来、皆様にご覧いただいていたマンボウが水槽内で成長し大きくなったため、個体の入替をいたしました。
このたび、サンシャインイン水族館に和歌山県より新しいマンボウが搬入されました。
新しいマンボウは全長84cmと76cmの2個体です。
マンボウを新しい環境や水族館での餌に慣らすために、水槽のご覧いただける部分を大幅に制限しておりましたが、本日1月27日(月)に全面公開いたしました。
今まで展示されていたマンボウは連れてきたときと同じ和歌山県の海に戻す予定です。
2番目
「マンボウ」の展示中止(4月4日~)について
展示しておりましたマンボウですが、残念ながら死亡したため、展示を中止しております。
予めご了承ください。
展示再開に向け、スタッフ一同尽力しておりますので、今しばらくお待ちください。
3番目
「マンボウ」展示再開のお知らせ
3月25日(金)より展示中止となっておりましたマンボウですが、3月30日(水)より展示を再開しております。
※生物の状態により展示公開を中止する場合もございます。予め、ご了承ください。
4番目
「マンボウ」の展示中止(3/11~)について
マンボウは状態不良のため、現在展示を中止しております。
予めご了承ください。
展示再開に向け、スタッフ一同尽力しておりますので、今しばらくお待ちください。
また、水族館HPのトップにも、マンボウ死亡のお知らせが。
「マンボウ展示中止のお知らせ」
館内1階「マンボウとの出会い」水槽にて展示しておりましたマンボウは体調不良のため治療中でしたが、残念ながら死亡したため、展示を中止させて頂いております。
尚、マンボウの展示再開は未定となっております。
予めご了承ください。
お知らせが公開された正確な日が分からなかったので、同じ「マンボウ」についてのことなのか、別の「マンボウ」についてのことなのか分かりませんが、マンボウは結構入れ替わっている印象です。
このマンボウは、1週間で亡くなってしまっていたようですね。
2月5日より公開をしていたマンボウですが、今朝死亡いたしました。マンボウ展示を楽しみにしていただいた皆様にはご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。展示再開に向けて、スタッフ一丸となって今後も準備を進めてまいります。 pic.twitter.com/QsauY4ZBe2
— サンシャイン水族館 (@Sunshine_Aqua) 2016年2月11日
状態が悪くなっても治療して元気になるマンボウもいれば、治療の末亡くなってしまうマンボウ、急に亡くなってしまうマンボウもいるようです。
でも1週間って早いですよね(><)
2018年10月に亡くなったマンボウ
マンボウ展示中止のお知らせ
館内1階「マンボウとの出会い」水槽にて展示しておりましたマンボウですが、残念ながら死亡したため、展示を中止させて頂いております。
予めご了承ください。— サンシャイン水族館 (@Sunshine_Aqua) 2018年10月30日
今回のマンボウが亡くなった理由は、これ以上のことは分かりませんでしたm(__)m
体調不良で治療していたマンボウなのかなぁと思ったのですが、10月29日午前中の時点では展示されていたようなので…。
治療しながらの展示だったのか、治療する間もなく急死したのかは分かりません。
先日見に行ったとき横になってたのは体調悪かったからなんでしょうか?
悲しいですね(;_;) pic.twitter.com/1wqck0CePU— ハナミヅキ🌽最推しは息子💕 (@hnmdk) 2018年10月30日
こんな風に横になっていると、びっくりしてしまいますよね(><)
日曜日には、真っ直ぐ泳いでいる姿も見られたようですが。
日曜日に行った時はまだ生きてたのに…ご冥福をお祈りします。 pic.twitter.com/SeCIojvzFh
— 亀吉GUYS (@Ankyulos) 2018年10月30日
マンボウ最弱伝説とは
私は、サンシャイン水族館といえばマンボウ、ということすら知らなかったのですが、ツイッターを見ていると、「マンボウすぐ死ぬ」と呟いている方が多くて、びっくりしました。(マンボウがすぐ死んでしまうという概念を初めて知りました!)
ネットでは、このようなマンボウ最弱伝説が定説だったようです。
- 小魚の骨が喉に詰まって死ぬ
- 寄生虫を殺すためにジャンプ→水面に激突して死ぬ
- ほぼ直進でしか泳げず死ぬ
- 海底に潜水して、寒さのあまり死ぬ
- 朝の太陽光を浴びると強過ぎて死ぬ
- 近くに居た仲間が死亡したショックで死ぬ
- 水中の泡が目に入ったストレスで死ぬ
- 皮膚が弱すぎて触っただけで痕が付き、その傷が原因で死ぬ
ですが、この記事(マンボウ最弱伝説はウソ 「ジャンプで衝撃死」「太陽光で死ぬ」)の飼育員さんのお話しだと、①の「小魚の骨により死ぬ」以外は嘘だということが分かりました。
小魚の骨で亡くなってしまう経緯も「喉に刺さって」ではなく、「消化能力が弱いため腸に刺さって」だそうです。
ですが、Wikipediaには、
- 水族館での飼育は一般的に困難である
- 飼育が難しい主な理由は泳ぎが下手なため自ら水槽の壁に体をぶつけて弱ってしまうこと、寄生虫が多いことなどである。
- 飼育に適した小型の個体は手で触るだけで手の跡がそのまま付くほど皮膚が弱く、飼育が難しい
と記載されています。
また、
国内での飼育記録としてはマリンピア松島水族館で飼育されていた「ユーユー」が1379日の記録を残している。
ようです。
水族館で同じマンボウを4年間は見られないようですね。
マンボウは、時折海面に身体を横たえた姿が観察されることがあり、丸い体が浮かんでいる様子が太陽のようであることから、sunfishという英名がついているようです。
なぜ身体と横たえるかというと、以下のような理由が考えられるようです。
- 小型の魚やカモメなどの海鳥に寄生虫を取ってもらうため
- 深海に潜ることによって冷えた体を暖めるため
- 日光浴による殺菌
身体を横たえる姿が英名になるくらいなので、異常なことでは無さそうに思います。
今回亡くなってしまったマンボウも、横になっていたようですが、特に異常ではなかったのかもしれませんね。
マンボウさん
ありがとう…✨
(2018.10.19時点の勇姿)#サンシャイン水族館#マンボウ pic.twitter.com/dW69bvkm5t— ゆきまき(まきぺん🐧) (@makipen42715905) 2018年10月30日
水族館でヒトを癒してくれたマンボウさん。
天国の広い海で、ゆっくり泳いでいてくれたら良いなと思います。
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